Storage Admission Tier

大容量ストレージ内のプロジェクトフォルダーを仮想化、ワークスペースとして可視化
アクセス認可アカウントの作成、ログインーログアウト管理
ワークスペース内メディアデータのProxy化,メタデータ検索

高精細映像ソリューションから、企業組織のストレージインフラソリューションまで

Tiger SPACESによるStorage Admission Tier

下図はTiger SPACESが実現するStorage Admission Tierの各階層を表しています。
最下段はStorage Tierと呼ばれ、物理ストレージ上に作成されるローカルボリュームやファイルサーバーが提供するSMB/NFS共有ボリュームがあります。
Storage Tierの上にある紫の枠に囲まれた部分がStorage Admission Tierです。従来は、ユーザーはStorage Tier上のボリュームを直接各コンピュータにマウントし、データを編集しています。Tiger SPACESはStorage Tierとユーザーアプリケーション層の間に新たな階層を設け、大容量ストレージを仮想化し、プロジェクトフォルダーをワークスペースボリュームとして上位のアプリケーション層にマップします。

  • Tiger SPACESは数百テラバイト、数ペタバイトの大容量共有ストレージスペースと各ユーザー、アプリケーションの間に位置し,大容量ストレージ内のプロジェクトフォルダーを仮想化し、プロジェクトに従事するユーザー、グループにワークスペースとよぶボリュームイメージを提供します。
  • Tiger SPACESは編集プロジェクトを作成し、大容量ストレージに配置します。編集プロジェクトは大容量ストレージでは不可視化され、大容量ストレージに直接アクセスするユーザーにはプロジェクトフォルダーを観ることができません。
  • Tiger SPACESは、プロジェクトフォルダーを仮想化し、ワークスペースボリュームとしてユーザーと大容量ストレージの間を切り離します。この仮想化により、大容量ストレージにおけるユーザーによる不慮のオペミスや、セキュリティー上の問題を防ぐことができます。
  • ワークスペース用の割り当てスペースは任意の容量を設定することが可能です。たとえ物理ボリュームの容量を越えても設定が可能ですが、容量を超える場合はストレージ容量の追加が必要です。(右図最下部)
  • Tiger SPACESはワークスペースへアクセすることができる認可ユーザーアカウントおよび、アカウントの読み書き権限の設定を行います。設定後は認可アカウントのログインの許諾、および、ログイン、ログアウトの履歴を管理します。(右図中程)
  • Tiger SPACESはプロジェクト内のメディアデータをProxy化することにより、ブラウザーベースのTiger Spacesインターフェースを介して、プロジェクトで作成されたメディアをどこからでも観ることができます。(右図上部)
  • Tiger SPACESは各メディアにコメントを追加することができ、必要なエピソード、シーン、コメント等をTiger SPACESのユーザーインターフェースを介して瞬時にキーワード検索により探し出すことができます。
  • Tiger SPACES を2台のサーバーにインストールすることで,Tiger SPACESサーバーのHA(High Availability)化が可能です。ミッションクリティカルな作業を行うワークグループに最適なソリューションです。
  • Tiger SPACESには,更に高度なメディアアセットマネージメントが可能なICM-MAMサーバーと連携することが可能です。カタログ、検索、クリップ作成、ラフカットリストをAvid Media Composer, Adobe PremiereやApple Final Cut Proにインポートが可能です。
Tiger SPACESの特長

Tiger SPACESは,各クライアントが大容量の共有ストレージ全体をデスクトップにマウントするのではなく,プロジェクト毎にワークスペースと呼ぶ仮装ストレージ領域を割り当て,認可されたユーザーに公開します。ワークスペースはストレージ上ではプロジェクト毎に作成されるフォルダーに当たります。Tiger SPACESはワークスペース毎にログイン可能なユーザーやチームの設定,更に,リードライト権の設定を行います。

Tiger SPACESは共有ボリュームにワークスペースを作成し、指定されたクライアント、ワークグループにマウントさせることが可能です。共有ボリュームがActive Directoryのドメインに参加している場合、Tiger SPACESはダイナミックにワークスペースをADにバインドします。
また、中小規模のワークグループの環境では、それぞれのワークスペースにローカルユーザー、グループアカウントを割り当て、許諾されたワークスペースのみウントすることができます。
Tiger SPACESが提供するワークスペースにより,ユーザーは間違えて他のプロジェクトフォルダーに保存したり,エクスポートしたりするトラブルから解放されます。

Tiger SPACESが管理するSMB/NFS共有ボリュームを含むストレージリソースは仮想化され,クライアントからは不可視化されます。ユーザーがワークスペースへのアクセスを要求すると、ワークスペース内のデータは暗号化され、仮装ドライブとして、ユーザーのデスクトップにマウントされます。この時点でストレージリソースとの接続は確立され、ユーザーはローカルボリュームのの様にワークスペースに高速にアクセスすることが出来ます。

複数のストレージ領域でデータを移動させたり,保存したりすることは大きな負担になり,実際に様々なトラブルの原因になります。
Tiger SPACESはこれらのストレージリソースを抽象化することで,ユーザーに恒常的にマウントポイントを提供し,その物理ストレージにデータがあるかを気にすること無く,安心してコンテンツにアクセスすることが可能になります。これは管理者にもシステムの柔軟性を提供し,ユーザーユーザーの作業を阻害すること無く,ストレージリソースの最適化を図ることが可能になります。

柔軟な構成

Tiger SPACESはACLで管理されている大容量ファイルサーバーにプロジェクト単位のワークスペースを作成し、ユーザー、グループを認可アカウントと指定して、そのワークスペースへのアクセスを許諾します。作成されたワークスペースは、大容量ファイルサーバーを直接マウントしている他のユーザーからは不可視化されます。

複数のボリュームをTiger SPACESがストレージリソースとして管理する場合,Tiger SPACESで作成されたワークスペースは,ユーザーがそのワークスペースをマウントした状態のままでも、他の物理ボリュームに移動することができます。この様に、ワークスペースの領域は物理ストレージの領域からは切り離されます。

Tiger STORE、Tiger POOL、Tiger BRIDGE等で構成された大容量高速共有ストレージレイアーと、そのストレージをリソースとするワークスペースで作業するユーザーとをTiger SpacesのStorage Admission Tierの仮想化機能で切り離し、ユーザーが他のプロジェクトを気にすることなく、担当するプロジェクトに対しチームメンバーとのスムースなワークフローを実現します。

システム要件

Tiger SPACESは通常のSMB/CIFS/NFS共有をサポートします。また、DAS(Direct Attached Storage)の場合は、Tiger STOREにより管理されている必要があります。

Note: Macサーバーで作成された共有スペースに関し以下の制限が確認済みです。: